弁護士紹介
高階 貞男
Takashina Sadao
- 誠実、迅速、的確
高校に入ってすぐに、体調を壊し長期間の休学を余儀なくされました。病床にいる私に恩師がくださった書物の中に賀川豊彦のことが書かれたものがありました。彼は、大学の教授をしていたのですが、その職を投げ打ち、神戸の貧民街に飛び込んで救済活動をするとともに、様々な社会活動を行った人です。何らかの理由で恵まれない境遇に置かれた人々をみて居ても立ってもいられなくなり、結核に侵された身でありながら、職を投げ打ち奉仕する彼の生き方に感銘を受けました。先の見えない病気療養生活を送っていた私に何か光が差した気がしたのです。そして、私もいつか困っている人のために働く人間になりたいと思い、漠然とですが、とにかく勉学に励まなければならないと考えるようになりました。その時点では弁護士などという職業は全く念頭になかったのですが、賀川の存在があったから弁護士という仕事を志したのかもしれません。
今も、困っておられる方に寄り添うことができているか、いつもそれを意識しています。「誠実、迅速、的確」として、最初に「誠実」を挙げたのも、困っている依頼者の方々に寄り添う姿勢で事にあたることが何より大切と考えたからです。
学歴
昭和42年 | 京都大学法学部卒業 |
職歴等
昭和44年~同46年 | 司法修習生 |
昭和46年 | 弁護士登録(大阪) 東野村・藤原・池尾法律事務所入所 |
昭和52年 | 高階貞男法律事務所開設 |
平成30年1月 | 2人の勤務弁護士をパートナーとして共同事務所に改組し名称を「高階&パートナーズ法律事務所」に改め所長となる。 |
弁護士会関係
平成7年 同8年 | 日弁連こどもの権利委員会委員長 |
平成15年 | 大阪弁護士会会長 |
同年 | 日本弁護士連合会副会長 |
平成16年 | 近畿弁護士会連合会理事長 |
その他
平成15年~同17年 | 財務省国有財産近畿地方審議会委員 |
平成17年~同20年 | 大阪府包括外部監査人 |
平成20年 | 大阪府職務行為等審査委員会委員長 |
平成21年 | 大阪府建設工事紛争審査会会長 |